『鰻にしはら』は、関東式の鰻料理のお店。
はっきり言って美味しい。
大阪で鰻料理が食べたいと思ったなら、関西式では、西中島南方の『鰻家』だけど、蒸しの行程が入る関東式では、ここが最上位。ほかは行かなくていいとは言わないまでも、この2店さえ、おさえておけば先ずは足りる。
夜に、お店に着いたけど、もう終わりましたか?てくらい真っ暗な店先に戸惑いつつも、中は、灯りついているし、気にせずお店の中へ。
予約しているので、名前を告げて、お席に案内される。まったく無駄のない感じで、とりあえず、ほっとする。
以前、ぷらっと立ち寄ったら、店先に「売り切れのため本日終了又のお越しをお待ちしています」とあって、残念な思いをしたから、ここは、たぶん予約が必須なんだと思う。
ちなみに、予約は、お一人様でも、受けてくれた。
お店には、下記とある。
「当店は、関東風を建前とし、背開き、串打、白焼、蒸し、それから色付けいたします その工程を、ご注文頂いてから致します故 30分程はお時間を頂く事となります これが一番と信じております故 お客様にはご迷惑をお掛け致します 鰻にしはら」
鰻料理のお店では、当然ながら結構待つ。待つのは確り作ってくれているからで、これも味わいの内かと思って待とう。
骨煎餅をポリポリいきながら、ビールとか日本酒とか呑んでも良かったのかも知れないけれど、まぁ、待つという時間を楽しんでみた。
ちなみに、メインを待つ間頂くメニューとしては、下記とか。
「肝焼」
「うまき」
「うざく」
「かみしも盛り(うなぎみそ、かぶと焼、むこう骨焼、ヒレ巻)」
お飲み物は、下記とか。
「生ビール」
「瓶ビール」
「日本酒」
「焼酎」
「ジュース」
とにかく、事欠かないね。
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じっと待つ あて注文してビールとか… | 来るときゃいっぺんに… |
串を確り打った跡が、くっきりあって、これって、技術の高さのシルシなのだろうか?とにかく、ふんわり、いかにも食欲をそそる色合いに焼き上がっていて、直ぐにでも箸を入れたい。けど、待て!何だろうか?このスプーンは。これは、適当なサイズをスプーンですくって、お口に運んでくださいという事か?この方が美味しさが増すのだろうか?
倶楽部まさやんは、頑なにも、お箸しか使わないし、米一粒も器に残さないけれど、スプーンを添えてくれているのは親切なのだろうと思う。
うな丼(中) | きも吸い |
追いたれ | 香の物 |
鰻は、間違いない美味しさ。追いたれは要らないと思うけれど、お好みで。香の物もいい感じに漬かっていていいね。
山椒ミルをくるくるっと削り出して味変もいい。
あと、鰻料理のお店だから、きも吸いは嬉しいけれど、お吸い物の具材としては、二枚貝とかでいいけどって思う。
倶楽部まさやんは、次回お伺いできれば、鰻の肝は、焼きで頂こうかね。
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本記事は、2017年10月31日以前の倶楽部まさやん日記を復刻編集加筆し、リニューアルしています。