イドゥリ

イドゥリ2014_03_02_idli01 インド料理

「イドゥリ作り」の「must have item」は、「ヨーグルティア」です。
「ヨーグルティア」は、「発酵」や「低温調理」に便利なアイテムです。

倶楽部まさやんは、イドゥリの作り方について、言及しています。
イドゥリは、インドのタミルナドゥの家庭で朝食として食される伝統的な料理です。市街では、「ティファン」という軽食が提供されるレストランやカフェ等で食する事ができます。

【必要な器具と環境】
イドゥリ・クッカル
ヨーグルティア(又は気温30℃以上で24時間保てる環境)

イドゥリのバッター2014_03_02_idli02

【材料】
インディカ米(長粒種のお米)
パーボイルドライス
ウラド・ダール
フェヌグリーク・パウダー(無ければ省略)

ギ―(熱で溶かしたバター可)又は植物油

イドゥリのバッター2009_04_00_idli

【作り方】
《生地(バッター)を作る》
1.パーボイルドライス2対ウラドダール1の割合。
総量1カップなら、米3分の2カップ、豆3分の1カップ
但し、パーボイルドライスについては、全量インディカ米で代用するか、インディカ米とパーボイルドライスを半量ずつ使用する等、お好みで。
米は米、豆は豆で、5~6時間浸水させる。混ぜちゃったら混ぜちゃったで仕方ないけれど、倶楽部まさやんは別々にしている。
ちなみに、水の量は、ごはんを炊くときに、使うくらい、確り使って問題ない。米も豆も水を吸う(て言うのか?)ので、逆に少ないのは良くない。
2.浸水時に使った水は捨てる。ブレンダーかミキサーで、歯が回る程度になるべく少ない水を足し、スイッチオンでペースト状にする。
3.米のペーストと豆のペーストを混ぜ合わせる。この時、適宜塩、フェヌグリークを加える。
~これで発酵前段階のバッターが完成。~
4.30℃(35~6℃でも問題ない)に設定したヨーグルティア(又は気温30℃以上の環境があれば問題ないので、概ね日本の場合、夏場なら、エアコンを効かせていない場所で可能)で24時間放置する。
但し、ヨーグルティアの容器1個に入れるバッターの量は、元の米と豆総量1カップで作った分くらいが適量。それ以上で発酵させると、容器からはみ出す可能性が高まる。
7時間くらい経つと、膨らんでくるので、ヨーグルティア器機から容器のみ取り出し、蓋とか外さずで大丈夫なので、容器の底をテーブル等に軽くトントンと当てるとか揺らすとかして、ガスを抜くとよい。放っておくと、生地が破裂してしまうことがあるから注意が必要。

【インド、タミルナドゥ州都チェンナイにある「Murugan Idli Shop」のイドゥリ】
idli2011_01_03chennaiイドゥリ・サンバルを注文すると、チャトニと言うスパイシーなディップは、自動的に付いてくる。
サンバルは、器に盛り付けられ、外国人が訪ねると、スプーンをくれる。現地スタイルに楽しみたければ、イドゥリに直接ぶっかけてもくれる。

 

タニカから発売しているヨーグルティアは、かなりの優れモノなので、倶楽部まさやんは、2機使っいるよ。少なくとも発酵関連の温度管理なら、ヨーグルトを作る用途に限定しなくていいし、60℃とかもできて、流行りの低温調理にも対応できるから、持っていると便利かもね?

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《イドゥリ―を作る》
1.出来上がったイドゥリ―を剥がれやすくするために(と思うが)、イドリー・クッカルの器具のトレーの窪みに、ギー(熱で溶かしたバター可)又は植物油を塗る。
2.イドリー・クッカルの器具のトレーの窪みに、バッターを注ぐ。
元の米と豆送料カップで作った分くらいだと、10~12個分くらい注げる。
3.鍋底に水をはり、沸かして、蒸しができる状態にする。
4.バッターを注いだトレーを組み立てたものを、鍋にセットし、蓋をして、弱火で30分。蒸す。火を止めたら、蓋は開けず、15分置く。
5.器具のトレーを鍋から取り出し、出来上がったイドゥリ―を剥がす。
~お皿などに盛り付けて完成。~

イドゥリ・クッカルは、3段か4段で12個くらい作れるトレーだけ(鍋無し)の廉価なものもあり、国内の通販でも入手可能と思う。倶楽部まさやんは、国内通販で入手した3段12個仕様のトレーだけ(鍋無し)のものと、インドで買った6段24個仕様のものを持っているよ。
鍋は、なくとも、3センチくらい底上げできるお皿と、トレーがはいって蓋ができる大きさのお鍋があれば大丈夫です。

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本記事は、2010年6月26日以前の倶楽部まさやん日記を復刻編集加筆し、リニューアルしています。

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